東北にも建設職人甲子園の活動を・・・
現場で働く職人さんや、経営者さんが共に学び、共に実践し、共に輝ける、建設職人甲子園はそういった大切なものを教えてくれる場であり、想いを共有できる場です。
だからこそ、私たちがこの活動をどうしても東北の地で広めていきたいと想いました。
2011年3月11日
東北地方を中心にマグニチュード9という未曾有の大震災が起きました。
思い出したくないとゆう方も沢山います。
大事な方を亡くされた方も、未だに行方不明のまま発見さっれてない方も沢山いると思います。
あのとき、東北の職人さんたちはすぐに行動を起こしました。
復興という言葉を合言葉に自分の生活も家族も大変な状況にあるにも関わらず、困っている人たちのためにすぐに動き出したのは職人さん達でした。
昔の人は言ってくれます。
職人さんは手に職付けてすごい仕事なんだよ。
暑い中、寒い中ご苦労さんだね。
職人は立派な仕事だよと。
先人たちが敗戦後復興のために全力で頑張ってくれたからだと思います。
震災が起きたとき、私達も同じように全力で、無我夢中に頑張っていました。
自然と、共に協力して困っている人のために動いていました。
被災者の方やお客様すごい感謝してくれたと思います。
もし震災がない状態であの本気、協力、人とのつながりを作れたら業界もっともっと良くなると思います。
だからこそ私達は建設職人甲子園の理念をこの東北の地でも広めたいと思っています。
「あの日を忘れない共に守りたい東北の誇りを」をビジョンに掲げ、共に輝ける建設職人業界を創る事で、職人が大事にされる世の中になって欲しい、そう考えています。
東北の職人さんは口数も少なく、言われた事をもくもくとやる人が多いんです。
気持ちの中では色々な事を思い、なかなか表面には出しません、もしかしたらめちゃくちゃ怒っているかもしれないし、凄い良いなって思ってるかもしれないですが、とにかくあまり気持ちを出しません。
ですが、本当は一人一人、すごく真剣な想いを抱いているんです。
だからこそ、甲子園活動を通じ、ひとりでも多くの仲間を創り、みんなで一緒になって建設職人業界の事を考えて行く事で、必ず、建設職人業界がよくなると信じています。
建設職人甲子園 東北地区
理事長 小石川 和也